エイプリルフールですね!
許さないっ!!って、方は、回れ右でお願いします。
三成→三
半兵衛→半
吉継→吉
管理人・未央奈→未
Take16
エイプリルフール前日、未央奈は、半兵衛と吉継に呼び出された。
吉「ヒヒッ。明日はエイプリルフールであろ?良いネタを思い付いたのよ。」
半「三成君も巻き込んで、家康君に一泡吹かせてやろうと思ってね。」
未「はぁ…。」
半「君も協力してくれたまえ!」
未「はい…。」
当日。
ピンポーン。
未「はーい。」
半「僕だよ…。」
未「どうぞ。」
午前中の早い時間に、半兵衛達は、家に来た。
半「おはよう、三成君。」
三「っ!?おはようございます、半兵衛様!刑部!」
吉「三成や。今日は、大事な話があって来た。」
半「その…今まで、言いづらくて黙ってたんだけど…。」
半兵衛は、伏し目がちに話している。
三「ひっ、秀吉様に何かあったのですか?」
半「秀吉は大丈夫だよ…。実は…。僕には、秀吉と出会う前に子供がいたんだ…。」
三「はいぃ?」
半「僕は、その時、愛人という立場だったし、一人で生活するのがやっとで、生まれたばかりの子供を施設に預けたんだ…。」
半兵衛の口から放たれる予想もつかない言葉に、三成は固まってしまった。
半「でもね、秀吉は、子供を引き取っていいって言ってくれて、三成君の婚約者にしたらどうかって…。」
三「えっ!?」
驚きのあまり、三成は、吉継を見た。
吉「良かったな、三成や…。ヒヒッ。」
三「その、婚約者など、私にはまだ早いかと…。それに…。」
半「家康君と付き合ってるから、駄目なのかい?」
三「いえ、その…。」
半「未央奈君。こっちに来たまえ。」
未「はい…。」
半「三成君。この子が君の婚約者だよ。」
三「っ!?」
バタリ。
三成は、意識を失って倒れた。
未・吉「三成っ!?」
半「三成君には、刺激が強すぎたみたいだね…。」
未「完全に信じちゃったぽいな…。」
吉「ヒヒッ。おもしろいものが見れたわ。」
半「作戦は失敗か…。」
未「半兵衛ー!三成が目を覚ましたら、全部嘘だったって、説明してよ?」
半「分かっているよ。嘘だと信じてくれなかったら、秀吉に頼むから。はぁ…。せっかくの僕の案が…。」
三成を抱き上げて、半兵衛は嘆いた。
「ごめんね、三成君…。」
つづく…?
エイプリルフールネタでした!
本当は、家康も被害にあう予定でしたが…長くなってしまったので、止めました(爆)
なんとかして、家康と三成の仲を裂きたい保護者達でした。