許さないっ!!って、方は、回れ右でお願いします。
三成→三
家康→家
管理人・未央奈→未
Take11
未「家康と二人でパーリィーかぁ…。良いなぁ…。」
三「お前は出掛けないのか?」
未「寝クリスマス!」
三「アホか。」
未「何か料理作って持ってくの?」
三「いや、どこかで調達していく。」
未「ふーん。何か作ってあげようか?」
三「えっ!?」
未「遠慮しなくていいよ?」
三「えっ遠慮する!」
未「そう?」
三(未央奈のくそ不味い料理を、家康に食べさせる訳にはいかんっ!)
ごもっともです。
Take12
ピンポーン
家「はーい。」
三「家康、私だ。」
家「上がってくれ。」
三「お邪魔する。」
クリスマスイブの夕方、三成は、料理と飲み物を持って、家康の家を訪れた。
三「お寿司とエビフライとフライドチキンを買ってきたぞ。」
家「あぁ、すまないな…。」
家(そんなにたくさんの量を…。ワシ一人で食べることになりそうだ…。)
三「ワインを買ってきた。」
家「お洒落だな…。」
三「シャンパンでは在り来たりだろ?ワインをレモン味の炭酸水で割ると、飲み易くて美味しいと未央…っ!?」
はっとして、三成は口を押さえた。
家「ん?何だって?」
三「その…テレビでやっていた。」
家「へぇー。そうなのか?じゃあ、そうしよう。」
三成は、氷の入ったグラスに赤ワインを注ぎ、それを炭酸水で割り、軽くタンブラーで混ぜた。
未央奈が最近、よくやっている飲み方で、出掛けに薦められたのだが、つい、未央奈の名前を口走ってしまいそうになった。
家「じゃあ、乾杯ー!」
三「乾杯…。」
ごくごく。
家「なかなかいけるじゃないか?」
三「そうだな…。アイツもたまには役に立つ。後は、料理が上手ければな…。」
家「アイツ?誰のことだ?」
三「てっ、テレビに出ていた奴だ…。」
家「何ていう名前だ?」
三「名前など知らん。」
家「三成らしいな…。」
家康は、何かを感じたが、敢えて言わないことにした。
せっかく、イブに二人で過ごせるのだから、機嫌を損ねたくはない…。
夜は長いのだ。
しばらく、食事を楽しんだ後、酔いの回った三成は、ソファで微睡んでいた。
家「三成…?眠いのか?」
三「少しな…。」
家「じゃあ……もう眠ろう…。」
優しく抱き上げると、家康は、三成をベッドに運んだ。
ベッドに下ろすと、三成の上に跨がり、アルコールで、赤く淡く染まった頬にキスをした。
三「家康…。」
家「いいだろ…?」
三「……。」
三成が頷いたのを合図に、家康は、深く口付けた。
三「んっ…。家康ぅ…。」
家「はぁ…。三成…。」
聖なる夜は、甘く甘く更けていった。
つづく…?
クリスマス編(?)完結です!
最後は、甘くしてみました(爆)
三成が家康の家に泊まる=エッチなことする
なので…(^_^;)
三成が、自分の家のことを隠してるのは、同居人が居るからだけの話で、深い意味はないです。
ましてや、同居人が変人なので、余計に言えない。
詳しくは、次回以降の展開をお楽しみに!!←誰も待ってない…。
ネタ中に登場したワインの飲み方、実際にハマってます!
ワインスプリッツァーでしたっけ?
缶で発売されてたのですが、美味しくて気に入ったので、自分でやった方が得じゃね?って思って(爆)
ワインの量も調節出来るし…。
もちろん、上等なワインではやりません。
スーパーで売ってる、毎日飲めるお手頃な価格の物です。
炭酸水は、レモンの味がついてる方がオススメです!
邪道な飲み方かもしれないですけどね…。
話してたら、飲みたくなってきた…(^_^;)