許さないっ!!って、方は、回れ右でお願いします。
三成→三
家康→家
管理人・未央奈→未
Take22
家「GWはデート出来なかったからな…。ワシは、寂しかったぞ…。」
三「ふん。私は、全然、寂しくなどなかったぞ!」
GW明け初めての日曜日。
家康と三成は、デートをしていた。
カフェの、窓際の席で、偶々、外を見ると、癖のある銀髪が目に入った。
三(あれは半兵衛様!?何故に未央奈が一緒に…!?)
二人は、タクシーに乗るらしく、トランクに荷物を入れていた。
三(家康が気付きませんように…。)
三成は、心の中で祈ったが、それも虚しく、家康は、半兵衛の姿を見付けてしまった。
家「あれ、半兵衛殿ではないか?」
三「そっ、そのようだな…。」
家「珍しいな…。半兵衛殿が三成達以外の人間と居るのを初めて見た。」
三「そうか?」
家「あぁ…。三成も知っている人間か?」
三「あぁ…。今日は、母の日だからな…。親孝行のつもりなのだろう?」
家「はぁ?母の日?」
三「知らないのか?」
家「母の日なのは知っているが、半兵衛殿とどういう関係が?」
三「ありありだ。ここだけの話だが…あの二人は、親子なのだ…。」
家「うえぇっ!?」
三成の言葉に、信じられないと、家康は、声をあげた。
家「本当なのか?」
三「あぁ…。この前、半兵衛様が教えて下さった。」
家「マジかよ…。」
家(母の日って、ことは……半兵衛は女だったのか?一体、幾つなんだ?)
三「どうした、家康?顔色が悪いぞ?」
家「大丈夫……ちょっと、驚いただけだ…。」
三「そうか?」
−帰宅後。
三「貴様、今日、半兵衛様と一緒にいただろう?」
未「えっ!?なんで知ってんの?」
三「ショッピングモールで、タクシーに乗るところを見た。」
未「あー。」
三「今日は、母の日だったからな…。親孝行は出来たか?」
未「何の話ですか?」
三「だって、貴様は、半兵衛様の子供なのだろう?」
未「えっ!?」
三「大丈夫だ、家康にも話しておいた。」
未「ハハハ…。」
未(なんでー!?天然すぎるんですけどっ!?あれは、エイプリルフールのネタで嘘だって言ったやんっ!?)
『半兵衛へ。
三成が、この前のエイプリルフールネタを、未だに本当だと信じているようです。
しかも、母娘と思っています。
秀吉様に出陣願いたし。』
つづく…?
遅刻しましたが、意味不明な母の日ネタでした(爆)
うん、ふっと思い付いて、勢いで書きました。
家康が、未央奈を見たら、どうなるかなぁ?って…。
豊臣の誰かと一緒にいたら、警戒しないだろうと…。
そして、エイプリルフールネタを引きずってみました。
半兵衛と母娘だったら、ルームシェアしてる理由になるもんね(爆)