乙女アタック

許さないっ！！って、方は、回れ右でお願いします。



三成→三
家康→家


Take15

デートで、買い物に来ました。

家「おー。もう五月人形が売り出される季節か…。」

三「五月人形？」

家「あぁ…。政宗のモデルが人気なのか？あっ！？ワシのモデルもあるぞ！」

三「こらっ、家康っ！？」

三成の手を掴んで、家康は、売り場の方へ走り出す。

家「懐かしいな…？」

三「何がだ？貴様は兜など被っていなかっただろう？」

家「小さい頃は被ってたぞ？」

三「……。」

家「政宗のカリスマ性に、皆、肖りたいのだろうか？」

三「政宗？誰だ？」

家「相変わらず、覚えてないのか…。」

政宗モデルの兜を見ていると、なんとも言えない気持ちが込み上げてくる。

家「ワシの実家には、代々伝わる鎧兜が飾ってある。」

三「ふん。それがどうした？秀吉様の家にも、立派なものが飾ってあるぞ？」

家「そうか…。まぁ、そりゃそうだろな…。」

懐かしいものを見るように、兜を見詰める三成。

三「徳川家康公…か…。」

少しだけ残る、あの頃の記憶。

時々、何かを、思い出しそうになる。

でも…結局、思い出さないまま。

家「三成…。いつか、ワシの実家の鎧兜を見に来てくれ！」

三「誰が行くか！」

家「相変わらず、つれないな…。」

三「ふん。もう、行くぞ！喉が渇いた、貴様が奢れ！」

家「えっー！？」

スタスタと、先に歩き出す三成を追いかけて、隣に並ぶ。

家（素直じゃないところも…全部、好きだ、三成…。あの頃から…ずっと…。）


つづく…？


兜ネタでした！

今回は、ただの家三な話でした！←私の出番なし！

つうか、ルームシェアネタが久しぶりすぎでしたね(汗)

前から温めてたストックがありますので、近々、更新します。

兜を見て、前世の記憶を、少しだけ思い出す…？みたいな…(爆)

名家には、鎧兜が飾ってあるだろうし、家康に喰ってかかる三成が書きたかったのです…。

ニュースで見たんですが…、実際に、秀吉モデルの兜飾りが、大阪の百貨店で売り出されてるらしいですよ！

すごいね！