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王道ゆえに気が強い

先日書いたネタ「スロウ・カラーズ」から、今度はヒロインです。
エルネティーテ、愛称エルナ。
ザ・ヒロインな感じの娘が良かったので、外見はひたすら良く、性格は勝ち気。そして良家の娘、という設定。
主人公と何度もぶつかりながら、最終的には一番の理解者となる……のがイグコの考える王道展開。

さてこの作品、私の書くファンタジーものとしては唯一、舞台がウォールトリオじゃありません。ウォールトリオのどっか一部……的な設定も考えたけど、そうなるとウォールトリオにリアル世界の住民が入り込むということになる。それはちょっと私の中でしっくりこなかったので別の世界にしました。ウォールトリオより暗く、廃退の空気がする世界。ウォールトリオは中世ファンタジーとスチームパンクっぽいものの中間なイメージなんだけど、こっちは王道の中世ファンタジーにしようと思ったのね。でもダークファンタジーっぽい方に軌道修正しようかな、とも思う。
しかしダークファンタジーがどういうものなのか、本当は知らないのであった。

もう一丁主人公

今日は久々にエデュリニア戦記ネタ。
主人公マリクの登場シーンが浮かんだので忘れない内にメモがてら。


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アルケイディアの首都アルカドよりはるか遠く、剣型の山脈が連なる厳しい土地にて。若木を体現したかのような青年マリクは途方に暮れていた。
「参った」
マリクがそう白状したところで、救いの手は出ない。なぜなら彼は今、一人で埃くさい倉庫にいるからだ。元から手入れの良いとは言えない茶の髪をくちゃくちゃにする。
彼が途方に暮れる理由、それは目の前の箱にある。中にあったワインボトルは割れ、芳醇な匂いが充満しているが、それを楽しむ余裕はない。これはボルドウィン辺境伯に届けるはずであった。それをマリクがうっかり台無しにした、というのが理由である。
ボルドウィン伯爵は次に都に戻った際には、長官になるのは間違いないと言われる重要人物だ。しかも出来た人間に多く見られる『寛容』という要素が無い。これがマリクの髪がくちゃくちゃになった理由である。
のちにエデュリニアの英雄となり、世界の舞台に躍り出る青年は、今はカビにまみれた倉庫からも出られない有様であった。
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こんな感じ^^
戦記の主人公に相応しいのは『王道』な始まりじゃないかと思って、困難からのスタートにさせていただいたw 
マリクは騎士見習い?とかそんな感じの身分。騎士見習いってどういう位なんだろうね?よく出る設定ですが、いまいち知らなかったりする。『騎士』っていうもの自体が物語によく使われる雰囲気と、リアル世界だとかけ離れてたりするしねえ。ちょっともうちょいつめないと、あとあと躓きそうです。ということで勉強……。

たまにはタダ冒以外でも

完全にエタってしまった作品「スロウ・カラーズ」の主人公、体の方です。中身は地味な男子高校生。
サイトとは別に、なろうの方でだけ書く作品が欲しかったので書き始めたものの、タダ冒に時間取られてばっかりで進んでません。
わたしが「小説家になろう」というSNSに入った時、異世界召還ものが全盛だったんですね。今は異世界MMO転生最強もの……もしくは普通の人、が全盛なのかなあ?wまあとにかく、自分も異世界召還ものが書いてみたーい、と思って書いたのね。
結果は、うん。異世界ものが読みたい人ってこういう展開が読みたいわけじゃないよなーと自分で突っ込むものになりましたとさ。
でも自分では気に入ってるのだ。キャラクターも世界観(って語るほど書けてないけど)も、予定としてはちょい鬱展開なところも気に入ってます。
本当はもうこの先書けないだろうな、と思ってここで盛大なネタバレをやろうと思ったけど、また書けると信じてもうちょい眠らせておきます。
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