手投げ弾や拳銃2丁を北九州市内の会社に隠し持っていたとして、北九州市の会社役員など4人が逮捕され、警察は、暴力団の関与について調べることにしています。逮捕されたのは、北九州市小倉南区の会社役員、野中龍一容疑者(49)や大分県別府市の無職、江藤勝治容疑者(53)ら男4人です。警察の調べによりますと、野中容疑者らは、去年10月、北九州市小倉南区の野中容疑者が経営する会社の事務所に手投げ弾1つと拳銃2丁、それに実弾140発を隠し持っていたとして、爆発物取締罰則違反や銃刀法違反などの疑いが持たれています。

野中容疑者と江藤容疑者は、去年10月、指定暴力団・工藤会系の幹部と共謀のうえ、うその申請書類を北九州市に提出し、市営住宅に不正に入居したとして詐欺の疑いで逮捕され、警察が関係先を捜索したところ、手投げ弾などが見つかったということです。
警察は、4人の認否を明らかにしていません。
警察は、暴力団の関与について調べることにしています。
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