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毒で本望、嘘で元々さ









ただの質問になるけど





緊縛の?


SMの?





パートナーって


なんでしょうか















パートナーはパートナーで



恋人とはまた違う








なんだか不思議な存在?















パートナー以外とは



何も出来ないという



ただの鎖?





















もっと



自由な世界かと思ってた














「パートナーかと思った」



と、言われた









ただただ、

びっくりしか出来なかった






それだけなんだけど。


こんな輪廻と交際をする業がお嫌いなのでしょう






「今から 
   生きたまま
      葬られるんだよ」



そう言いながら

彼岸花を床に敷き詰める





この子たちも

さっきまでは

命が在った子たち



床を歩いてる

小さな蜘蛛も

たくさんの蟻も


もと居た場所には
きっと家族がいて








ごめんね

床が冷たいね






ごめんね

私なんかと一緒で






ごめんね

でも一緒に逝こうね






そうしたら

寂しくないね





























京都の町屋での撮影


貴方が用意した

沢山の彼岸花の

花だけを毟る




綺麗な空間



ホントに

ココで

息を止める事が出来たら




永遠に美しいままで

いられる気さえするような

素敵な空間


















初めて会った

貴方以外の縛る人



初めて会った

貴女以外の縛られる人





みんなみんな

楽しそうに笑ってた



撮影の時の

恍惚とした顔とは

全然違う



可愛らしい笑顔で



























私は

痛みが快楽には繋がらない



痛みを

受け入れる瞬間が

たまらなく好きなだけで




だから

きっとこの子達とは

感覚が違うのだろうと思った








きっと

痛みが快楽へ

繋がってしまうようになったら


私はこの世界への

興味がなくなると思う

















だから


咽の奥に押し込まれて

頭押さえ込まれて

嗚咽と戦う時間も



その後の

咽の痛みも







舌を噛み切られる痛みも





唇を殴られる痛みも





お腹を殴られる苦しみも














全部辛い




そう




全部辛いままでいい



















沢山の彼岸花の中に入ってた

まだ幼い芽や



天井から吊るされた後の

私なんかに






やさしい言葉をかけるから

私は貴方がよくわからない





でも




枯れかけの華を

無表情でゴミにする貴方は



やっぱり冷たく優しい人なのだろうと






























楽しい夜だった

















葬り去られるのは

内に秘めた

願望なのかもしれない






私なんか

生まれてこなければ

父も母も

きっと楽しく

暮らしていけただろうと



思い続けたあの頃の自分が





少しだけ





救われた気がした







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