2008年の開業当時には約200店舗だったのに、テナント退去が相次ぎ、2013年時点で生き残ったのはたったの4店舗――昨年、ネットで"生ける廃墟""明るい廃墟"などと大きな話題を呼び、テレビや雑誌にも取り上げられた、琵琶湖のほとりに建つ滋賀県守山市のショッピングモール・ピエリ守山。そんなピエリ守山に、2014年早々、新たな動きが出たと話題を呼んでいる。

ピエリ守山の公式サイトは、先日、「部分営業のお知らせと営業店舗のご案内」と題する文書を掲載した。内容は2月1日より、これまでの全館営業から部分営業に切り替えるというもので、併せて"入館できる場所"を示したフロアマップを公開。これがシュールだと注目されているようだ。

現在、ピエリ守山で営業しているのはペットショップ「ペットランドミクニ」、宝くじ「宝くじ屋さん」、旅行代理店「LaLaツーリスト」、カフェ「R&M」の4店舗のみ。2月からの部分営業では、それら店舗への導線、入り口から店舗までの通路のみ入れる場所となり、それ以外は立入禁止となるという。

その状態を示したフロアマップでは、入れないゾーンはグレーで塗られている。
結果、全体のほぼすべてがグレーに染められた状態(=立入禁止)となり、閑散具合をより強調する形になってしまった。

ネットでは
「なぜこの状態で営業できるんだ…」
「ピエリ内で移転して一か所にまとめたほうが良いのでは」
「どうしてこうなった」などの声が上がっている。果たして2014年、ピエリ守山はどうなっていくのだろうか。
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