新型コロナ分科会“「普通の病気」へのロードマップ”必要性を議論

9/16(金) 15:15配信
日テレNEWS

新型コロナ対策を話し合う政府の専門家会議が開かれ、新型コロナウイルスを「普通の病気」として位置づけるまでのロードマップをつくる必要性が認識されました。

尾身会長「普通の病気にするということになれば、ロードマップをフェーズごとに、ステップごとに議論していったほうがいいんじゃないか」

新型コロナ対策分科会の後、会見した尾身会長はこのように述べ、会議で、新型コロナウイルスを「普通の病気」と位置づけるまでの工程表をつくる必要性が認識されたことを説明しました。

今後も 変異株が出る中でも、「どのような状況になったら普通の生活に戻すのか」など、国としてロードマップをつくる時期に来たとしています。

また、会議ではこれまでの対応についても検証され、“行動制限のない夏”だった中で、国民に対してもっとわかりやすく感染対策を発信すべきだったとの意見が出されました。

今後の分科会では、インフルエンザと同時に流行になる可能性もある第8波への対策や出口戦略について議論していく方向です。