北九州市の倉庫に対戦車用ロケットランチャーや拳銃などを隠し持っていたとして、爆発物取締罰則違反や銃刀法違反の罪などに問われた建設業岸良研吾被告(38)=同市=の論告求刑公判が24日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)であり、検察側は懲役15年を求刑した。

起訴状によると、2012年6月、倉庫にロケットランチャーや拳銃5丁、実弾58発を所持したとしている。

11年11月にマンション7階からコンクリートブロックを落として自家用車を壊し、保険会社から車両保険金約55万円をだまし取った詐欺罪にも問われている。
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