全国知事会 新型コロナ感染症法の見直し求める
7/12(火) 22:06
tvkニュース(テレビ神奈川)
東京都内でも7月12日、感染者が1万人を超えるなど国内で再び感染が拡大するなか、全国の知事らがオンラインで会議を開きました。
出席した神奈川県の黒岩知事は「県内でも感染者は急増している」としたうえで、現在流行しているオミクロン株は感染力が強い一方で重症化しにくいことがデータなどでも明らかだと指摘。
今後、感染者はますます増えることが予想される中、同時に社会経済活動を維持するために、現在、感染症法上で「2類相当」の位置づけの見直しを国に求めました。
とくに濃厚接触者の定義の変更を強く訴えたほか、今後、重症化リスクの高い変異株があらわれた場合には今の体制に戻せる仕組みも検討すべきとしています。
黒岩知事
「重症化しないオミクロン株に対して重症化することを前提としたものをずっと続けているなかでの不都合が生じているので、発想の転換が必要。さらに違ったウイルスのかたちになってくれば、それなりに臨機応変に対応していくことを求めていくべき」