何年かぶりにDOUTORに入っています。
本数の少ないバスの時間まで、あと1時間もあるんだもん。
いやしかし、美容室での仕上がりには満足。
刈り上げ部分は増やしませんでしたが、美容師さんの提案で、かなり短く切って来ました。
うしろあたま。
昼間のコーヒーショップも老人の憩いの場ですね。
おじいちゃんずっと喋り続けてる。
知り合いが入ってくる。
「暑いね」
「ここで珈琲飲んでるのが一番だね」
夏だ。
コロナは怖いけど、美容室帰りの道草はやめられない。
人を見ているのが一番面白い。
隣の兄ちゃんは勉強を始めた。ルーズリーフを広げてる。
おじいちゃんカウンター行って、ケーキ持って戻ってきた(笑)
微笑ましい。
本当はラーメン食べようかと思ったんだ。
でもDOUTORにして良かった。
俯いてスマホいじってるおばさんだからね。私。
けしてキョロキョロしてませんからね(^^;
おじいちゃんの話面白い。
オリンピックの話からマラソン会場の北海道の話。
夕張メロンが道路っぱたで売ってるって話。
今日みたいな不快指数高い日も、北海道は爽やかなんだろうな。
外は湿気で窒息しそう。
バスの時間になったら外へ出る。当たり前だ。
出たくない。
冷え冷えの店内は最高です。
帰りにあと一軒買い物に寄る。昨日よりは良いけど、痔が不安なので薬を買うのです。
割引クーポンがあるので。思い切って。
顔見知りの店員さんだけど、もう何の恥ずかしい事があるものか。53歳。
でも少しは恥ずかしそうにした方がいいのでしょうか。
それと、夫にも告白した方がいいのでしょうか。
うしろあたまを刈り上げた時も、
「コレは‥一線を超えた行為かもしれない」
と思い
「刈り上げました」
と告白しました。
夫は少し不快そうでした。
「バリカンでやったの?」
と。
「はい。バリカンでした」
と答えると、
「ふうん」
と、言ってそれきり黙ってしまいました。
夫もバリカンなので、女性がバリカンなんて嫌だったのかもしれません。
いや、夫はバリカンではありません。人類ですが。
お店のカウンターの中は私はくらいのおばちゃんばかり。
こういう仕事、おばちゃんもやるんだな。そりゃやるわね。面白いかな。
いろんな人観察できて。
常連さんもいて。
いやいや私にはもう無理。とても無理。
アイスコーヒーの氷が溶けてきて、味が薄くなっています。
首の後ろを触ったら、切った残りの髪の毛が触れます。
帰ったらすぐシャワー浴びてシャンプーだな。
長居出来そうな場所と思って入りましたが、皆さん私なんぞよりずっとずっと長居です。
今月末にはまた白髪染めに美容室の予定。
また寄り道するのかな。
バスがすぐあったら、しない。
これは偶然の産物なのでした。
でも、ひとりの時間は心地よく流れていきます。