まちなかで、入園式帰りの親子を見ました。
3歳と思しき女児。
大きめの紺色の制服の上下。名札の位置に小さな造花。
スーツ姿のママと手をつないでいます。

横断歩道の向こうにその光景を見つけた途端、懐かしさで胸を締め付けられました。

ああ娘ちゃんの入園式!
幼稚園の入園式。なんて可愛らしい行事だったのでしょう。
しかし記憶は全くありません(^^;

それから毎日の泣きながらの登園や、GWを挟んでやっと笑顔で登園出来る様になった頃のことは憶えています。

そうですか。
もう24年前ですか。

可愛かったなあ娘。と息子。
一緒に幼稚園児だった事もありました。

2人とも可愛かった。いい子だった。

私のところに生まれてくるには勿体ないほどの良い子でした。
今は、アホだのクソだの言っていますが、あの頃は間違いなく天使のような2人でした。

懐かしい。
懐かしい。
幼稚園の思い出。

初めて家庭の外の社会というものに飛び出す、大切な時期です。
先生たちは、とてつもなく優しく根気強く、全てを受け入れてくれます。
人生の中で2度とない天国。それが幼稚園。

しかし子供は大変です。
毎日が食うか食われるか(?)のスリル。
片時も油断はできません。
毎日泣いたり怒ったり、泣いたり怒ったりする「オトモダチ」を毎日毎日見る。
そして学ぶ。
目まぐるしく3年が経ち、あっという間に終わる。

それが幼稚園。

小さな身体にピシッとした制服は、まさしく大人のミニチュアです。
可愛いったらありません。
可愛い可愛い。
あんな時も間違いなくあったのだ。

無事に大きくなって、良かったなあ。

とてもいい良い目の保養になりました。
そして、若いママさんたちを心から応援したくなりました(^^)