あっという間に一年が終わった気がする。
それも、「今年はほんとにあっという間終わったな」と思っていた去年以上に。
毎年のように思うことだけど、何故そう感じるのか理由は断言できない。
でもそれは、時間に取り残されてるからじゃなくて、その時その時を生きてるからだと思いたい。
時雨たち曰く、俺は変わったらしいです。
理由はよく分からないし、良い方向か悪い方向か、どう変わったのか、そもそも変わっているのかも分からないけども。
取り敢えず、今年も色々あったとは思ってる。
周りを取り巻く環境も変わった。
思い出せばため息が出るような嫌になる事もあった。
進路でも部活でも人間関係でも、疲れるほど色々と悩んだ。
部活では3月に人生の中で凄く貴重な体験もした。
今年もたくさんの人に迷惑かけたし、お世話になりました。
本当にありがとうございました。
来年は、"変わりたい"というか、もう少し厚みのある人間に近づきたい。
自分の目標は今よりもずっと高みにあるから。
そのための一つの足がかりになるために。
さよなら、2012。
2012年を振り返る
…はい、今日は午前中から母親の買い物に付き合わされました。
俗に言う、"荷物持ち"ってやつです。
年末の街中はいつも以上に人でごった返していて、人混みの嫌いな俺は時々吐き気を催したりもしたんですが、なんとか生きて帰ってこれたらしい。あー、良かった。
そういえば、途中立ち寄った電器屋で会計を待たされていたところ、近くにあった電子ピアノの売場に好青年っぽい大学生くらいのお兄さんが何処からともなく現れました。
その人、ふらっとピアノの前の椅子に座ったかと思うと、おもむろにショパンの「革命」?をすらすらと弾きはじめました、数小節じゃなくて、丸々一曲。
一曲弾き終えると、その人は何事も無かったかのように来た道戻って手ぶらで(多分)帰っていきました。
俺の今日一番の衝撃だった。
部活のコーチから久々にメールがきた。
……初射会に来ないか、だってさ。
久々に弓をひきたいっていう気持ちはある、でも、初射会に行く=後輩に会いに行く というようなもので、まだ会いたくはない、あの空間にいたくはない、という本心があるのも否定出来ない。
…どうしようかな。
こんな事思うつもりも無かったけど、あの数学教師は、もはや地球人じゃない気がしてきた。
確かに俺は数学が苦手教科で大がつくほど嫌いだけど、これはもう俺の数学の理解力の無さとかそういう問題じゃない気がしてくる。
…あの人が一体何を話しているのかが分からない。
あれは説明をしているのか、解説をしているのか、はたまた解答を言っているのか、分からない。
せめて板書を読みとろうとするが、あの文字数字の羅列が何を意味しているのも分からない。
おかしいな、国語はそれなりに得意なはずなのに。
分からない、分からない、分からない。
頼りになるのはちゃんと日本語で書かれている教科書だけ。
うわぁ…きたよ。
特待生試験の結果が。
絶対落ちたよ…なんか厚み無いし…
あの小論文の駄作っぷり思い出すだけで虚しくなってくるし…ここだけの話、肝心な時に限ってボールペンの出が悪くて何回二度書きしたか分からないし。
とか何とか思いながら、ハサミで封を切る。
おぉ、なんか紙が何枚も落ちてきた。
……え。
な、う…受かっただって…?