「じゃあ、あなた、私は寝るから」
「うん、おやすみ」
私達の寝室は二階だが、母が脳梗塞を起こしてから私だけ母の部屋のある一階で夜を過ごしている
認知症の母は足腰が弱いだけでなく、トイレの場所が起きるたびに分からないのだ
二階に上がる時もあるから危なくて仕方ない
それでも母が起きた時に私が気付かない時もあり、今は更に夜、柵を使って塞いでいる
介護に“万全”という言葉はない
「お父さん“レモン”、めっちゃ練習してるじゃん」
「ぇ?、あ、うん、(聞かれてたか、小声だったのに)。カラオケで歌えるようになろうかな〜って」
「難しいよ、レモン」
「うん、スゲー難しい」
「ま、聞いてる感じ、合ってるけどネ。頑張って(笑)」
「ぉ、ぉぅ(毎週カラオケで鍛えてる息子に上から目線ながらも一言褒められ嬉しい父)」
「つかえる」は「ふさがる」「ひっかかる」などの意味
普通に標準語
私の地方では「渋滞」の時によく使う
つまり渋滞は
「クルマがつかえる」
あ、
「つかえる」には「滞る」の意味もあるから
うーん
これはホントに方言?
〜今日もお疲れ様でした〜