話題:今日見た夢
夢2つ見たのですが、どちらもなっがい上にどちらも何かしらキツい描写入ってたんで別々に書いておく。2本立てかよ!


昼下がりの海の見えるロケーションの廃倉庫。そこで御堂vs樋野の戦いが始まろうとしていた。


御堂は通常装備に加えて、鼎から借りた紅炎刀も装備。御堂は刀の本来の使い手ではないために数分しか使えないが、刀身に炎を纏わせ・炎を操る『火焔発動』を使うことが出来る。

一方、樋野は禹螢から授かった鋸刀を手にしてる。禹螢は鐡復活のためにあえて樋野に鐡の欠片の気から精製された、いわば分身とも言える鋸刀を持たせたが、樋野はそれを知らない。


樋野は元御堂の先輩で組織を数年前に辞めてる。そして何かしらあって、敵サイドにいる。


樋野は嬉しそうに鋸刀を抜いた。禍々しい気を放つ刀は以前よりも少し大きくなってる気がする。
「禹螢様がこの刀を使えと仰せられた、直々にな。俺はこれを使ってお前を倒すことにしたよ、御堂くん」
御堂は少し引きながら、まずは使い慣れたカスタム銃を構える。
「先輩、どうかしてますよ…」

今回で決着を着ける気だ、御堂はそう感じていた。


この様子は司令室のモニターでライブ映像されている。宇崎と釵焔は固唾を飲んで見ている状況。

「釵焔、あの鋸みたいな刀…以前よりもでかくなってないか?横幅が」
「あの刀、前々から怪しいと思っていたが…鐡復活に絡んでいるかもな。禹螢はあえて樋野に持たせたんだろう」
なんで鋸刀は巨大化してるんだ?映像でもわかるくらいに禍々しい気を放ってる。

彩音が司令室にやってきた。
「室長、この戦い…鼎に見せられないでしょうか」
宇崎はタブレットを手にし、渡した。
「これを病院に持って行け。同じ映像が見れるから。鼎のやつ…和希が気になっているかもなぁ…。彩音、病室行ったらしばらく側にいてやって欲しい。あいつは不安かもしれないから」
「わかりました」

彩音はタブレットを受け取ると、隣接する病院へと走った。


鼎は病室でぼーっと外を眺めている。和希はあの刀を借りていった。嫌な予感がする…。
鼎の右手には御堂から貰ったドッグタグが握られていた。普段は首にぶら下げているが、それこそお守りのように大事そうにしていた。

「鼎…御堂さん、樋野と交戦してるみたいで…これ、室長から」
タブレット?
「組織のタブレットならライブ映像は観れるからと貸してくれた。鼎…御堂さんの健闘を祈ろうよ。勝つよ、絶対」

彩音は鼎の右手を見た。あのドッグタグ…。それに手が震えてる…。相当不安なのか心配なのか…。
「私もいるから心配しないで。鼎は明日、退院だもんね」
鼎はうなずいた。


廃倉庫。御堂vs樋野の戦いはいきなり始まった。樋野が鋸刀を振り回し、暴れるようにして御堂を攻撃し始めたのだ。御堂は交わしながら銃撃する。
なんなんだ!?あの動きは…。

御堂はしばらくカスタム銃で応戦してたが、効かないとわかるやマグナムブラストにチェンジ。人間相手に対霊咒(怪人)用の銃は使いたくねぇが。樋野は明らかに強さがおかしい!
以前樋野は「禹螢から力を貰った」と言っていた。あれが関係してるのか?

樋野は鋸刀に振り回されながらもなんとか攻撃している。この刀、扱いにくい。いや、刀が強すぎるのか?


「御堂、どうしたよ!?」
樋野の口調が変わった。御堂はいつもの樋野だと思った。こいつ、刀に振り回されて素になったか…。今までの口調は演技だったわけね。
御堂は冷静に樋野に詰め寄り、肉弾戦を加えつつ攻撃を仕掛けていく。いくら禹螢から力を貰ったとはいえ人間だ。

「樋野先輩、そんなもんでしたっけ?余裕ないんですか?」御堂は挑発する作戦に出る。
「イライラすんだよ、御堂…」
樋野は鋸刀をなんとか制御しながら襲いかかる。御堂は銃で殴りながら、時々サバイバルナイフで応戦。マグナムブラスト、殴りやすい銃だな〜。


樋野は禹螢から貰った力を使うことにした。あまり使いたくないが。御堂は樋野に突き飛ばされる。

「御堂、どうよ怪人の力にやられる気分は」
「あんた、すっかり変わっちまったなぁ…。力がそんなにいいのかい」
「あぁ、力による支配は最高だ。お前もこっちに来ないか?」
御堂は立ち上がる。

「そんなのお断りだね」
御堂は銃撃し、怯んだ隙に強烈な蹴りを樋野のみぞおちに喰らわせる。樋野は予想外の攻撃に油断した。鋸刀は樋野の手から離れ、地面を滑る。

刀が…!

樋野は刀を取りに向かうが御堂に阻止され、攻撃を受けることに。
「させるかよっ!」
「しぶといな!!」
樋野もやられっぱなしではない。樋野は御堂にパンチを喰らわせたりしてる。肉弾戦の様相となっていた。なにがなんでも樋野に鋸刀を触らせるかよっ!!

樋野も負けてはいない。肉弾戦を通じてかつての先輩後輩時代を思い出しかけていた。御堂とはよくじゃれ合いながら稽古や訓練してたっけ…。喧嘩みたいにさ…。


病室では鼎と彩音もこの戦いの様子を見ている。

「和希…頼む…負けるなよ…!絶対に死ぬなよ」
鼎の想いは祈りへと変わっていた。


御堂は紅炎刀を抜いた。今、勝負を着けなければ先輩は正気に戻らない。御堂は火焔発動をする。3分以内に終わらせる!!
刀身に真っ赤な炎を纏わせ、御堂は攻撃していた。樋野はギリギリのところで鋸刀を手をする。御堂は内心舌打ち。

「先輩、正気に戻って下さい!あの頃を忘れたんですか!?」
樋野は鋸刀に振り回されているように見える。先輩は鋸刀をうまく扱えてないのか?
樋野は少しだけ正気に戻った。

「思い出したよ…御堂。じゃれ合いながら稽古や訓練してたっけ」
いつもの先輩だ…!
御堂は炎の軌跡を描きながら乱舞する。発動の残り時間が少ないな…。
樋野はかなりダメージを受けてたみたいだった。


「御堂、俺にとどめを刺せ。その刀でな」
樋野は炎の刀を見た。
「先輩を殺せるわけ…ないですよ…。何言ってるんですか…」
御堂は発動を止めた。先輩を殺せるわけがない。


樋野の手に握られていた鋸刀が突如ガタガタと動き出す。独りでに。
「御堂、俺から離れろ!!」
「えっ!?」

御堂はとっさに樋野から離れた。樋野は鋸刀を手放したが、鋸刀は意思でもあるかのように独りでに動き→樋野の身体目掛けて突き刺したのである。辺りに血しぶきが飛ぶ。
この光景に御堂は唖然とした。今…何が起きた!?なんで先輩がやられてるんだ!?


樋野本人も何が起きたがわからなかった。なんで?
この刀…まさか…。樋野が禹螢の本来の目的を知った時には時既に遅し。


異空間では禹螢と筬羅がこの様子を見てる。

「樋野、お前は用済みだ。鐡様復活のために働いてくれてありがとよ。鋸刀はたくさん血を吸ったようだからね」


鋸刀は樋野の身体を貫通していた。しばらくすると鋸刀は独りでに抜け、どこかへ消えた。御堂は駆けつける。

「先輩!先輩!血まみれじゃないですか!?」
「御堂…後輩を大事にしろよ。あの仮面の女…紀柳院だっけ、あいつお前のこと…好きみたいだぞ」
「それ、死に際に言う台詞じゃないだろ!」
「和希、お前と戦えて楽しかったよ…」

樋野は最期に少しだけ笑い、息絶えた。御堂は先輩の死に叫んだ。


異空間では儀式が行われていた。血を吸った鋸刀・鐡の欠片・大量の負の気を使い、最凶の敵・鐡が蘇る。

「久しぶりだな、禹螢。お前がやったのか?」
「えぇ。世界を滅ぼしたいのでしょう?」
「禹螢も立派になったよなー。俺の気からこんな禍々しい刀を精製するなんて。この鋸刀は使わせて貰うぞ」

禹螢の計画・第2フェーズ突破。鐡の復活で第3フェーズへと敵サイドは動き始める。


樋野との決着から数日後。鼎はあれから退院したが復帰までにまだかかるため、某アパート(ゼルフェノア寮)で待機生活。
御堂は樋野のこともあり、しばらく本部に顔を見せていない。先輩があんな形で死ぬなんて。あれは完全に捨て駒にされていた…。


解析班ではゼノクから二階堂が来たことにより、敵の本拠地の1つが暴かれる。


二階堂は相変わらずゼノクの治療スーツ姿だが、そんなことを気にせずに淡々と作業してる。
「朝倉・矢神。この地下変だと思わない?」

二階堂が見せたのは首都圏にある不自然な地下空間。都内ではなさそう。
「敵のアジト…なわけないか〜」
「敵のアジト…」

二階堂は解析班の部屋がファーストチーム時代からほとんど変わってないことに懐かしさを感じていた。
この部屋にはゼルフェノア前身・ファーストチームの集合写真も見つかっている。

「二階堂さん、本部に慣れました?」朝倉は気さくに声をかける。
「解析班は居心地いいよ。これなら大丈夫かもしれない…」
「良かったぁ」



夢1つ目。敵の方がキツい描写入ってましたパターン。かつての先輩が利用されて捨て駒にされ→持ってた武器に思いっきり貫通されて死ぬとか…。後味悪い。


ほとんど戦闘シーン。


もう1つの夢は味方サイドにキツい描写入ってます…。こっちもなっがいんだわ…。


1つ目はわりとありがちな展開になってた。